第11話 − 「らいばる(後編)」
スゥ
しょこら



しょこら



スゥ
「とりあえずそいつさ・・・」
「やあっ!」

 ごぢっ!

「とりゃ!」

 ぶんっ!!

「腕力がパワーショベル並みにあってね?」
しょこら



スゥ
しょこら



ぱふぇ
「うらぁ!!」

  ごしゃあっ!!

「とにかく掴まれないように気を」
「てぇりゃっ!」

 ざしゅっ! づしっ!  ぐぉんっ!

「このぉ・・・」
スゥ
ぱふぇ



ぱふぇ
しょこら
「付けなよ?」
「くっ・・・逃げ・・・」

  がしっ!

「んおっ?!」
「でりゃ!!」


スゥ



ぱふぇ
しょこら



 う゛ぃんっ!

「あとねぇ、そいつ」

 ごじゅ・・・

「んぎっ!」
「うおおおおお!!」

 みぢっ・・・

スゥ



ぱふぇ
しょこら


「装甲が戦車とタメ張れるくらいに」

 ひゅぅ・・・・・・ん・・・

「ぴゃっ!」
「おおおををっ?!」

 どぐしゃあっ!!
スゥ

ぱふぇ
スゥ
しょこら
ぱふぇ
しょこら
ぱふぇ
しょこら
スゥ

ぱふぇ
スゥ
「堅いから、ちょっとやそっとの力じゃあ
 ・・・・・・って、聞く必要もなかったね。あたしの話なんて。」
「ふぅっ・・・はい?なんか言いました?マスター。」
「そのくらいにしといてあげな・・・かわいそうだから。」
「んぎぎぎっ・・・」
「ん〜?」
「てめえ!前回の予告は何だったんだよ?!」
「脆いですねえこれ。私を殴るたびに自壊していくなんて。」
「な・・・なぜだ・・・なぜ・・・オレは負けた?」
「まあ所詮、ぱふぇの試作の試作の試作の(中略)の試作の・・・
 ・・・ごめん、今、何回言った?」
「24回ですね。」
「てことは、えーと・・・の試作の試作、だからね。」
しょこら
スゥ

ぱふぇ
しょこら
スゥ
しょこら
ぱふぇ


「くっ・・・だが、試作ボディだからといって全く歯が立たんなど・・・」
「いやあ、さすがに25世代離れてちゃあねえ。
 それにこいつ自身で、色々コーティングその他を施したみたいだし。」
「例えるなら・・・豆腐対防弾ガラス?」
「!!・・・不覚・・・」
「リサイクルした時点でどの道無駄だと気づかんものか?」
「ううっ・・・Re-assembly!」
「お?!」

 かちょ かちょ かちょ かちょ・・・
ぱふぇ
スゥ
しょこら
「・・・ちみっちゃい。」
「何する気だ?」
「くっくっくっくっ・・・」


ぱふぇ
スゥ
しょこら
ぱふぇ
スゥ
 だっ!!


「覚えてろっ次こそは?!」
「また逃げた。」
「まるっきり悪役の捨て台詞だよなあ・・・あれ。」
「『覚えてろ』って・・・メモリーしときます?マスター。」
「・・・要らん。」
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ


「じゃあ、後片付けして・・・おやつにしよか?」
「そうですね・・・ところでこの残骸は、燃えないゴミで出せるんでしょうか?」
「ひとまずまとめて、あっちの倉庫に持ってっといて。」
「判りました。」
「頼んだよ。」
はい。今日はミックスパフェですよ〜?
ほぉ・・・そりゃ楽しみ・・・
 ・・・・・・
 ・・・
よしこ
さだこ
よしこ
さだこ
よしこ
さだこ
よしこ
さだこ
よしこ
さだこ
よしこ
さだこ
よしこ
「ねえ、あのしょこらちゃん、あんたがパワーアップしたの?」
「?」
「・・・知らない?」
「うん。しらない。」
「じゃあ、誰が?」
「さぁ〜・・・」
「・・・・・・ほんとーに知らない?」
「ほんとにしらないよー。」
「ほんとにほんとーに知らない?」
「ほんとにほんとにしらない。」
「ほんとにほん」
「それいじょうきくと、呪ますよ?」
「・・・ごめん。」




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