スゥ さだこ スゥ |
「・・・何してんだ?」 「すのぼのれんしゅう。きょう、ぱふぇといくの。」 「・・・あっそ・・・じゃ、学校行ってくる。」 |
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たまえ スゥ たまえ スゥ よしこ |
「・・・そしてあっという間に放課後。 ちなみにうちの学校はなんと私服オーケー。」 「何ひとりでぶつぶつ言ってるんだ?」 「蛇足だけど、わたしら、部活不参加。」 「だから、誰に向かって話して・・・」 「あ、たまえちゃ〜ん。スゥちゃ〜ん。」 |
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スゥ よしこ スゥ よしこ たまえ スゥ たまえ よしこ たまえ よしこ スゥ |
「どうした?よしこ。」 「さっき返ってきたテスト、何点だった?僕、31点だったけど。」 「あたし100」 「たまえちゃん。ブルジョア女がなんか言ってるよ?」 「聞く前から分かってたことじゃん。自称天才なんだし。」 「だったら最初から聞いてくるなよ・・・」 「わたし30点。」 「勝った!」 「・・・赤点じゃ一緒だって。」 「でもこれじゃ、スゥちゃんに勝てない・・・ ならば最後の手段っ!!たまえちゃん!」 「最後のって・・・」 |
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よしこ |
「31点!」 |
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たまえ よしこ たまえ |
「・・・」 「ほら!たまえちゃんも!」 「・・・30点。」 |
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よしこ スゥ よしこ スゥ よしこ スゥ たまえ スゥ よしこ たまえ |
「二人合わせて6・・・ああっ!一人足りない?!」 「足りないって、何に・・・」 「42点!誰か42点居ない?!」 「何故42点?」 「ねえそこのあんた・・・ええ?35点?使えない〜!!」 「どうしたんだ、よしこの奴?」 「ぶるじょあは帰れ。」 「・・・イヤでも帰るけどね。学校も終わったし。」 「こうなれば40点でも良いから誰かぁ!!」 「よしこちゃん、帰るよ〜。」 |
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スゥ よしこ たまえ スゥ たまえ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ |
「ただいま〜・・・ って、そういやぱふぇ、今日は居ないんだったっけな。」 「え〜?せっかくデザート食べようと思ったのに!」 「夕食の一品浮いたと思ったのに。」 「まず自分ちに帰れよ?!大体お前らは、なにかというと」 「あれ?なんか部屋が暖かい?」 「話逸らすなよ・・・あれ?ほんとだ、ぱふぇ帰って来て・・・」 「あ。マスター、お帰りなさ〜い。」 「ただいま・・・今日は出掛けるんじゃなかったのか?」 「それが・・・」 |
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ぱふぇ たまえ ぱふぇ スゥ よしこ ぱふぇ |
「実は向こうに着きましたら、さだこさんが・・・」 「怨霊さんがどうかした?」 「なんか知らないんですけど、着いたら気を失ってまして・・・ 病院に連れていくわけにも行かなかったので、すぐ帰ってきました。」 「・・・なんかあったのか?」 「霊媒師さんでも居たとか?」 「さぁ〜・・・今は気が付いてるんですけどね。」 |
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スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ |
「・・・今帰ってきたばかりなの?」 「ええ、つい先ほど。今装備を外そうかと思ってたところでして。」 「じゃあ、ついでにしばらく暖房代わりに噴かしといてよ。」 「え?・・・まあ、構いませんが・・・」 |
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よしこ たまえ さだこ たまえ さだこ よしこ さだこ よしこ たまえ さだこ |
「ねえ、大丈夫?どうしたの?」 「・・・なんか・・・怯えてる?」 「とめて・・・とめて・・・おろして・・・だめ・・・しんじゃう・・・」 「?」 「おねがい・・・もっとそくどを・・・こ・・・こおっちゃう・・・」 「えーと・・・」 「うちが!!ひこうきが!!やまがぁ!!」 「うわっ?!」 「おおお落ち着いて?!」 「いやぁぁぁ!!しぬ〜〜〜〜!!!」 |
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たまえ よしこ さだこ たまえ よしこ たまえ さだこ |
「そういや、なんかぱふぇちゃんと出掛けてたんだっけ?」 「うん、そんなこと言ってたよね。さっき。」 「こわい・・・しぬ・・・ころされる・・・」 「・・・・・・どんな飛び方したんだろ?あれで。」 「幽霊が死にたくなるくらいだからねえ?」 「・・・ねえ?」 「の・・・呪・・・」 |
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30分後 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「マ・・・マスター。」 「・・・。」 「・・・こ、このやり方は・・・だめです・・・」 「うん、あたしもそう思う・・・。」 「素直に・・・エアコン・・・使ってください・・・」 「そーする。」 「エ、エネルギーの・・・補給・・・を・・・」 「あたしも悪かったけどさ・・・そうなる前に判断して止めろよ・・・」 『バッテリーが無くなりました。待機モードに強制移行します。』 「おい?ぱふぇ〜?もしも〜し?」 |