< 朝 > |
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スゥ |
「ふぅ、やっとここまで直ったよ。 後は出力の微調整とプログラムのチェックだけだが・・・ おーい、ぱふぇ〜・・・おーい?」 |
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スゥ ぱふぇ スゥ |
「て、んな所で寝てるし!こいつ、ホントにロボットだよなあ? ったく。ぱふぇっ!こら、起きろ!!」 「ん〜むにゃむにゃ・・・・・・・・・はい?!呼びました?マスター?!」 「呼びました、じゃないよまったく・・・ ほら、手足は繋いでおいたから、後の調整は任せたよ。」 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「ええ〜?私がやるんですかぁ?」 「しょうがないだろ。あたしもう、かれこれ三日徹夜してんだからさあ。」 「マスター・・・土日はともかく今日月曜」 「もう頭回らないから後よろしく。」 「学校は」 「休む!つーかお前、なんでいちいち寝る必要があるんだ?」 「お疲れ様です。寝てください。」 「・・・。」 |
< 同日の夕方 > |
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スゥ よしこ たまえ スゥ |
「あ〜寝た。完璧爆睡してたわ・・・あれ?」 「あはは、あははははははは。」 「うっひゃー、これはこれは・・・」 「なんだ?よしこ達来てるのか?」 |
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よしこ たまえ スゥ |
「あ〜っはっはっはっはっはっは!」 「ほんとでっかいねー、よしこちゃん。」 「・・・」 |
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スゥ よしこ スゥ よしこ スゥ よしこ |
「まだ寝ぼけてるみたいね。もう一眠りしよっと。」 「ちょっと待ってスゥちゃん!」 「いくらなんでも、いきなりでっかい怪獣はないよなぁ。」 「スゥちゃん!起きてよ?!」 「・・・これ、現実?」 「僕の方が聞きたいよ!」 |
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スゥ たまえ スゥ ぱふぇ スゥ よしこ スゥ たまえ スゥ |
「あ〜も〜!ぱふぇはどうした、ぱふぇは?!」 「あそこで現実逃避してる。」 「はぁ?!」 「ナニモミエナイ ナニモキコエナイ・・・」 「いったい・・・何やらかしたんだ?」 「それがねぇ、話すと長く」 「手短に。」 「ぱふぇちゃんがこれ出したら逃げちゃった。」 「・・・あたしが悪かったから、ちゃんと説明して。」 |
< さらに1時間後 > |
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よしこ スゥ たまえ スゥ よしこ スゥ よしこ スゥ |
「戻ってきて良かったぁ。」 「びっくりしたわよ。あたしはてっきりまた、ぱふぇがなんかやらかしたものと。」 「ぱふぇちゃん、こいつ起動するなりいきなり抱きつかれちゃってさ。 そしたらいきなりパニクって・・・」 「だからってあんなデカブツ出して威嚇せんでも。 ・・・そもそも勝手に起動実験やらないでよ、頼むから。」 「ま、何でも良いさ!とにかくこれで元通りなんだから。」 「プログラムも直したし、これで大丈夫なはずだよ。」 「わ〜い♪わ〜い♪」 「だからさ、ぱふぇ〜・・・頼むからそれ、しまおうね?」 |
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ぱふぇ たまえ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ さだこ |
「・・・。」 「完全に疑心暗鬼だね。」 「大丈夫だって。今度はちゃんと直したからさ。」 「・・・・・・。」 「ほら、大丈夫だから。変なことしないって・・・」 「こ、こっち来ないでくださいよぅ!」 「わ〜、おっきなかいじゅう〜♪」 |