よしこ 萌 スゥ 萌 スゥ 萌 スゥ よしこ |
「ほ、ほんとに僕、この試作機のモニターに選ばれたの?」 「ええ。うちのスゥが壊したアイボの弁償も兼ねまして。」 「あたしが壊したんじゃないってば。」 「試作機故の不具合が出ると思うので、逐一報告入れてくださいね?」 「うん♪」 「ではスゥちゃん。後の調整はよろしくね。」 「はいはい・・・。」 「楽しみだな〜♪」 |
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数日後。 |
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よしこ スゥ たまえ スゥ たまえ スゥ よしこ スゥ |
「ちわ〜。調整完了したんだって?」 「来るの早いよ。『後は最終調整やって終わり』って言ったのに。」 「ぱふぇちゃんを基にした、次世代低価格DOLLなんだって?」 「完成すればね。ま、あくまで制御データ使ったってだけで、 性能は家庭向けに抑えられてるけど。」 「・・・ぱふぇちゃんて、家庭用じゃないの?」 「『家庭用』と呼ぶには桁違いなんだよ、あの出力は。」 「なんでもいいから早く見せて〜♪」 「ん。」 |
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よしこ スゥ たまえ スゥ たまえ スゥ たまえ スゥ よしこ |
「おお〜・・・。ねえ、頭しかデザイン変えられないの?」 「これだって頑張ったんだよ。ろくな機能付いていないんだから。」 「ロボットなのにいちいちメガネ掛けてるんだね。」 「それフィルター。安いカメラ使ったもんだから、別に必要になっちゃってね。」 「いろいろ削ったんだね。」 「しょうがないよ。実質ぱふぇの20分の1以下のコストでやるってんだから。」 「もしかして・・・削った機能の影響をテストするのに、よしこちゃんが選ばれた?」 「・・・多分。」 「マジ?」 |
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よしこ スゥ たまえ よしこ たまえ スゥ |
「もう連れてってOK?」 「まあ待て。さっき調整終わってようやく起動したばかりなんだ。 念のためもうしばらく動かしてみないとね。」 「で、名前は決めたの?」 「そうだねえ、『くれーぷ』にでもしておこう。今食べたいから。」 「・・・いいの?そんな付け方で。」 「あれ?どこ行く気だ、あいつ。」 |
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くれーぷ ぱふぇ スゥ よしこ スゥ くれーぷ たまえ ぱふぇ スゥ ぱふぇ |
「オオ オウツクシイ」 「・・・はい?」 「ありゃ?あいつひょっとして・・・男?」 「えっ?ロボットなのに性別あるの?!」 「そりゃぱふぇが女性型なんだから、当然男が居たっておかしくは・・・。」 「ボクト ドライブデモ ゴイッショニ」 「・・・なんか口説き始めちゃったよ?」 「マスタぁ〜・・・」 「おー、困ってる困ってる。」 「えぇと、あの・・・」 |
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ぱふぇ くれーぷ スゥ よしこ スゥ ぱふぇ くれーぷ |
「ちょっとぉ、放してくださいよ〜!」 「オネガイシマスー」 「こうなるとほとんど変質者だな・・・どうするよ、ねえ。」 「直してよ。」 「だよなあ・・・しょうがない。ぱふぇ、壊さないように引き離せよ?」 「ぃやぁん、どこにしがみついてるんですかぁ?!」 「オジョォサーン」 ぷちっ |
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しょこら よしこ スゥ よしこ しょこら たまえ スゥ よしこ |
「放せってんだろてめぇ!終いにゃ殴るぞ!」 「あ。」 「ちょ、待てぱふぇ」 さくさくさくさくさくさくさくさく・・・ 「お゛お゛お゛お゛?!」 「こぉの、ド変態野郎がっ!!」 「・・・ま〜、盛大にぶった切ったねぇ。」 「ごめん、よしこ・・・すぐ直すからあと5日ほど待って。」 「ば、バラバラ・・・全部バラバラ・・・」 |