わたしは名も無きスーパーヒーロー。 今回はこの、『ぴんきーすとりーと』なる街を守るべく参上した。 きゃ〜! む?か弱き女性の悲鳴が!いざっ!! |
||
ヒーロー ぱふぇ ヒーロー ぱふぇ ヒーロー |
「スーパーヒーローただいま参じょ・・・あれ?」 「もぉ、いきなり襲うなんて卑怯ですよ?!」 「え〜と・・・」 「あら?どちら様ですか?」 「や・・・あの・・・」 |
|
・・・なんだったんだ今の娘は。 最近の女の子というのは随分逞しくなったものだ。 いやぁ!誰かぁ〜! おや?また悲鳴が! |
||
ヒーロー うぃる 萌 ヒーロー うぃる |
「どうしま・・・ああっもう!」 「へ?」 「・・・どうなさったんでしょう?」 「なんでなんで?!どうして?!」 「な、なんで、と申されても。」 |
|
一体全体なんだというのだ。どうも調子が狂うなあ。 まあ、平和が一番なのだが・・・。 きゃああああ〜♪ ・・・・・・今度こそぉ!! |
||
ヒーロー さだこ 死神 ヒーロー 死神 ヒーロー 死神 |
「大丈夫ですか?お嬢さん。」 「呪〜?」 「え?なんだよ一体・・・」 「むぅっ、見るからに怪しき姿!おとなしく引き下がれ!!」 「い、いや、オレは死神で・・・こ、こっちの」 「そうか、あくまでも引かぬか。ならば致し方がない・・・とぅ!」 「ま!待てぇ〜?!」 めきょっ! |
|
ヒーロー さだこ 死神 ヒーロー さだこ ヒーロー |
「お怪我はありませんでしたか?お嬢さん。」 「呪〜。」 「オ、オレはこいつを迎えに来・・・んぎゃ!」 「やかましい。てめえはおとなしくノビてやがれぃ!!」 「呪ま〜す。」 「え?お礼?いえいえ、そんな・・・って、何を・・・」 |
|
さだこ ヒーロー さだこ ヒーロー |
「これ〜♪いっしゅーかんいないにねぇ、 ちゃ〜んとだびんぐしてくんないとぉ、いろいろ呪ますよぉ〜?」 「・・・ぇぇえ?!」 「はい♪もってってね〜♪」 「ちょ、ちょっとそんなでかいの・・・持」 ぷちっ |
|
うぃる スゥ 萌 ぱふぇ うぃる 萌 スゥ |
うぎゃぁあああ?! 「・・・今度はなんだぁ?」 「さぁ〜?」 「見に行かなくて良いんですの?」 「そうですねえ。先ほども、青い変な方がうろついてましたし。」 「あ、そいつ俺も見たよ。」 「ワタクシもお会いしましたわ。」 「物騒な世の中になったもんだよなあ・・・」 |