ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「えっ!マスター?!あ!お、おはようございます。」 「おはよう・・・なに?そのリアクション。」 「だって、平日の7時ですよ?!起こす前に自分で起きるなんて!」 「起きちゃ悪いのか?!」 「でもぉ・・・どこか具合でも?」 「早起きで病気の心配されたのなんて初めてだよ・・・ところでさ。」 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「はい、なんでしょうか?」 「ん〜とね。その、背中のパンダらしきものは、いったい何?」 「・・・ぱんだ?」 「うん。背中にね?」 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ |
「背中?」 「うん・・・ね?」 「え〜と」 「なんなの?それ。」 「んと〜」 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「な、なんなんですかあなたは?!」 「お前なりのギャグかな〜とも思ったんだけど、やっぱ違うのね?」 「違いますよぉ〜!」 「変なウィルスにでも侵されたか?」 「きゃ〜っいやああ!いつの間にぃぃぃ?!」 「まあ今日は無理せず、ちゃんと養生してなよ〜。」 「し、至急サポートセンターへ連絡ぅ〜!」 「んじゃ、学校行ってくるよ。」 |
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スゥ たまえ スゥ たまえ スゥ たまえ スゥ 芽亜 スゥ |
「おはよう。」 「おはよー・・・ぱふぇちゃん?」 「どーゆー意味かなあ、たまえちゃん?」 「だって爆睡姫のスゥちゃんが遅刻しないなんて、あり得ないよ?」 「・・・誰が付けたそのあだ名。」 「あ、そうか。この後授業そっちのけで寝るつもりなんだね!」 「違うわぁ!絶対しないとは言わないけど・・・」 「おはよーで〜す!」 「あ、おは・・・よ?!」 |
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芽亜 スゥ たまえ 芽亜 たまえ 芽亜 たまえ スゥ |
「どうかしたですか〜?」 「あ・・・いや、あの・・・」 「どうしたの?その頭。」 「はい?」 「頭がパンダに見えるんだけれど。」 「パンダですか?」 「うん。」 「やっぱあんた人間じゃないでしょ?!」 |
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芽亜 たまえ 芽亜 スゥ 芽亜 スゥ 芽亜 たまえ 芽亜 |
「人間ですよぉ。これは寝癖です!」 「ね、寝グセ?!」 「寝坊したんで慌てて出てきましたから!」 「え・・・どう頑張っても、寝癖でそれはありえんだろ?」 「『現実は小説より奇なり』ですよっ。」 「いや、でも・・・」 「大丈夫!すぐ直りますから。」 「そ、そうなんだ・・・?」 「はいです!」 |
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とかいいつつ、結局芽亜は一日あのままでした。 誰も何も言わなかったけど・・・。 | ||
スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「ただいま〜。で、その手は何?」 「お帰りなさいませ。どうも新種のウィルスらしくて現在パッチ待ちです。」 「・・・」 「もう少し解析に時間が掛かるとのことですが、 今のところ寄生以外の被害はなさそうですね。」 「いや、あたしが聞いてるのは、なんで手に移ってるのかな〜?と。」 「切るたびに場所変えて生えてくるので、とりあえず左手で妥協しました。」 「左手?!右手のは?」 「?右手・・・?」 「いや、もういい・・・」 |