ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
「芽亜？ああ、この間話してた変な子ですか？」
「うん・・・あの子ね、実は・・・」
「はい？」
「頭がパンダになっていたんだ・・・。」
「・・・・・・」
「お前の手の奴と同じだと思うんだよな〜。」
「そ、そ、そうですかぁ？」
ぱふぇ
スゥ
ぽふっ
「・・・」
「・・・」
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
「あ、いえ、手が勝手に・・・」
「そーか。あくまでとぼける気か・・・。
実はさっきさ、気になってセンターに聞いたんだけど。
そしたら『まだ他にこの種の感染者はない』って。」
「その子と同じウィルスだなんて決まった訳じゃありませんよ？！」
「こんな特徴的な奴が他にあるのか？！」
「いや・・・よく判らないですが。」
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
そんなお前が感染して他に感染報告無し。だが芽亜は感染していた・・・。」
「でも、特殊といっても他にない訳じゃ・・・」
「まあ、そうだが。」
「きっと他にも感染経路があるんですよぉ。」
「ん〜・・・これは勘なんだけどさ、直接の繋がり、本当にない？」
「う。」
ぱふぇ
スゥ
「ええと・・・。」
「別になんかしようって訳じゃないんだ。芽亜とはどういう関」
まふっ
ぱふぇ
スゥ
たまえ
よしこ
スゥ
たまえ
スゥ
たまえ
「ですからっ！手が勝手にぃ〜！」
「ウソつけぇぇぇ！」
「まあまあ落ち着いて、スゥちゃん。」
「それよりこっちのロボットどうにかしてよぉ！
なんかさっきから銃持ったまんまずっとボク達見つめてるんだけど？！」
「それは識別行動だから、危害加えなきゃ大丈夫だよ。」
「とにかく、言われたとおり芽亜ちゃん連れてきたよ〜。」
「ありがと・・・で、どこに？」
「寝グセ直すからって、さっき洗面所の方に・・・」
芽亜
ぱふぇ
芽亜
ぱふぇ
かちゃっ
「やぁっと寝癖が直りましたよぉ〜！」
「うげっ！」
「あ。ほらほら、寝癖直りましたよ♪おか」
「んきあああああ？！」
めしゃっ！
スゥ
ぱふぇ
たまえ
ぱふぇ
たまえ
ぱふぇ
よしこ
ぱふぇ
芽亜
よしこ
ぱふぇ
「・・・芽亜の奴、なんか言いかけなかったか？」
「気のせいです。」
「芽亜ちゃんの頭がふっ飛んでったように見えたけど。」
「わいやーあくしょんです！」
「ほら、後ろの壁にでっかい穴開いてるし、首から上が見えないし。」
「視覚効果です！SFXですっ！」
「・・・ねえ、今、トゲ付き鉄球載せなかった？」
「寝ぐせですよぉっ！」
『早く取りに来てくださいよ〜？』
「な、なんで外から芽亜ちゃんの声が？！」
「体質なんです！きっと！」