スゥ「ぱふぇ、いいこと?よく聞きなさい。」 ぱふぇ「はい。」 スゥ「マスターであるあたしに断り無く、自分勝手に色々機能増やさないでよ?」 ぱふぇ「はい。」 スゥ「そもそも、なんで雑誌読んで発声機構が作れるのよ、あんたは?!」 ぱふぇ「『流行に乗り遅れない!春のコスメ特集』を参考にしました。」 スゥ「だから!根本的に参考にするものが違うでしょうが!」 ぱふぇ「そうですね。今はもう秋ですものねえ。」 スゥ「そうじゃないんだってのに!!」 |
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スゥ「あと、勝手に外出しないこと。」 ぱふぇ「はい。」 スゥ「まったく。勝手にCPUやらメモリやら増設するわ、勝手に空飛ぶようになるわ。」 ぱふぇ「・・・はい。」 スゥ「挙句に何?いきなりしゃべるようになっちゃって。」 ぱふぇ「・・・はい。」 |
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スゥ「なのに本来の目的であるはずのカレー作成はいまだにパフェが出来上がる始末だし。」 ぱふぇ「・・・・・・」 スゥ「いったいどうすればそうなるの?ぜひ教えてちょうだい!」 ぱふぇ「・・・・・・」 スゥ「長々と説教したけど、あたしが言いたいこと分かる?」 ぱふぇ「・・・・・・」 スゥ「いくらあたしがメカに詳しくても、把握もしていない機能は直せないかもしれないでしょ?」 ぱふぇ「・・・・・・」 |
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スゥ「そうなったら、いざおかしくなった時に困るのは、ぱふぇ、あんたなのよ?」 ぱふぇ「・・・・・・」 スゥ「・・・・・・ねえ。あたしの話、ちゃんと聞いてる?」 ぱふぇ「はい?」 猫「にぁ〜〜〜」 スゥ「・・・・・・・・・・・・」 ぱふぇ「・・・・・・・・・・・・」 |
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ぱふぇ「いきなり斧はあんまりですマスター。」 スゥ「どやかましい。 しかしあんた、随分感情を表せるようになったわねえ?」 ぱふぇ「ええ。マスターからの指示で常に解析していますし・・・」 スゥ「ちょっと待って。あたしはそんな指示出した覚えないわよ?」 ぱふぇ「でも、よしこさんとたまえさんから『マスターからの伝言だから』と。」 スゥ「・・・あいつら・・・じゃあ何?妙な装備作ったのも・・・」 ぱふぇ「はい。お二人から色々と。」 スゥ「ああ、そぉ。色々とねえ・・・あいつらには明日みっちり問い詰めてやろう・・・」 |
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ぱふぇ「妙な指示だとは思ったんです。『 スゥ「作るなそんなもの。つーか妙に思った時点でやめなさい。」 ぱふぇ「でもマスター、普段から変な指示なさいますから。」 スゥ「何?あたしがいつ変な指示出したっての、言ってみなさいよ。」 ぱふぇ「そうですねえ、例えば、『ダイエット中』と言いながらパフェ作るように言われましたし。」 スゥ「う゛。」 ぱふぇ「で、それで太ったことを私のせいにされま」 スゥ「分かったもういい黙れしゃべるな静かにしろ。」 ぱふぇ「・・・あとは、ガバガバだと言うのにBカップのブラを買いに行けと」 スゥ「いいから黙れってのに!」 ぱふぇ「・・・・・・・・・」 |
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スゥ「・・・で、他に『あんたが』『あたしから』『直接言われた』以外に追加した機能は何?」 ぱふぇ「・・・・・・。」 スゥ「何黙ってんのよ?答えなさい!」 ぱふぇ「・・・でも今黙れと」 スゥ「それはもういいからさっさと言いなさい!」 ぱふぇ(だから変な指示なんだってのに・・・) スゥ「なんか言った?」 ぱふぇ「いいえ・・・あとは強化装備に関してです。」 スゥ「じゃあその辺は実際に見せてよ、人の金で何作ったのか。」 ぱふぇ「え?かなりの大物もありますよ?」 スゥ「『陽電子砲』言われた時点で覚悟してるから出しなさい。」 ぱふぇ「それでは・・・まず大気圏内用フライングユニット。」 スゥ「あー、この間の・・・って初っ端から大物かい。」 ぱふぇ「ただちょっとエネルギー消費に難ありなので改良が要ります。」 |
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ぱふぇ「それから、これは近接戦闘用のデスサイズ。」 スゥ「またでかい鎌ねぇ・・・って、そもそも戦闘用なんて何しに?」 ぱふぇ「こちらも同じく近接戦闘用の刀と薙刀。」 スゥ「・・・なんかすでにあたしの所持金、超えてない?」 ぱふぇ「こちらがパルスキャノン。至近距離なら20cm厚の鋼板も貫通できます。」 スゥ「いや・・・だからね・・・?」 ぱふぇ「これは対戦艦用300mm長距離砲。」 スゥ「あの・・・えーと・・・」 ぱふぇ「こっちは遊戯用のスケボーです。 それとこれは・・・ こちらが・・・ ・・・ ... . |
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ぱふぇ「で、これが高機動戦闘・・・」 スゥ「分かった。もう十分分かったからしまっていいよ。」 ぱふぇ「え?でもまだ他にも」 スゥ「いいからもう片付けて。特にこいつ。」 |
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ぱふぇ「はい?」 |