第46話 − 「有効利用」
芽亜
スゥ
芽亜
スゥ
芽亜
スゥ
ぱふぇ
「こんちわです。」
「芽亜、前から思ってたんだが、そのネコミミって・・・」
「国家機密です。」
「はぃ?」
「冗談です。」
「・・・なんなの?それ。」
「それアンテナですよ〜。」
スゥ
ぱふぇ

スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
「・・・。」
「当初道に迷ってましたでしょ?GPS受信出来てなかったんですよ。
 で、付けるに当たってなるべく不自然じゃないように、と。」
「いや、これは不自然だろ。思いっ切り。」
「え〜?そうですか?」
「つーかお前、まだ付けてるのかその五円玉。」
「買い物で、もしもの時にも安心・・・」
「使えないからそれ。つーか10円でもしもの時って・・・」
スゥ
ぱふぇ
芽亜
スゥ
ぱふぇ
芽亜
スゥ
芽亜
「それより、記憶の無さはどうにかならんの?」
「ん〜、安いの使ったとはいえ、容量は充分な筈なんですよねえ・・・。」
「・・・実は、重大な情報が詰まっているのです。」
「またまたぁ〜。冗談ばっかり。」
「ワタシも知りませんよ、そんなこと。」
「これは、おかーさまにも秘密だったのです。」
「・・・えっと、じゃ、じゃあ、なんなのその秘密。」
「それは・・・」
このあと、
芽亜の重大な秘密が明らかに!


一旦CMで〜す
スゥ
芽亜
スゥ
ぱふぇ
芽亜
スゥ
芽亜
「んなドキュメンタリー風ナレーションは要らんから。CM?
「盛り上がります。」
「盛り上げんで良い!」
「それより、重大な情報とは?」
「・・・それは」
「それは?」
「10÷3の答えを小数点以下500億桁分覚えてるです。」
スゥ
ぱふぇ
芽亜
ぱふぇ
スゥ
「・・・。」
「・・・。」
「何桁目でもすぐに出ます。」
「・・・マスター。」
「・・・えーと。」
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
芽亜
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
芽亜
「マスターどいて!」
「まあ落ち着け。」
「頭ば〜らばらにして作り直したるです!」
「とにかく落ち着け。」
「おかーさまが怒った〜。」
「こっち来なさい!」
「今度はどこで拾ったそんなエモノ・・・」
「頭出しなさい!芽亜〜!」
「きゃ〜。」





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