第51話 − 「丈夫です」
 うさちゃんどこ〜?








よしこ
ぱふぇ
よしこ
ぱふぇ
よしこ
たまえ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
「で、芽亜ちゃんまだ帰ってこないの?」
「ええ・・・もう10日も経つというのに。」
「一体全体、どういう放り投げ方をしたのさ?!」
「え、えと・・・こう・・・」
「わわわっ!ボクで実演しなくていいよっ!」
「どっか遠くに落ちてるか、それか大気圏ぶち抜いちゃったか・・・」
「ん〜、落下途中に摩擦熱で燃え尽きたという可能性も」
「マスター!芽亜ちゃんはそんなにひ弱じゃありません!」
「お、怒るなよ・・・て、ひ弱とか言う次元の問題か?」
よしこ

さだこ
たまえ
アルク
スゥ
アルク

スゥ
「で、芽亜ちゃんはひとまずおいといて。
 ねえ、そのテープ巻いた人、誰?」
「あるく〜。」
「・・・そりゃあ足あるし、歩くでしょ。」
「アルク!アルクェイド!名前よ。」
「なんでテープなんか巻いてるの?なんかのファッション?」
「こぉの馬鹿幽霊に切り刻まれてね。
 それで仕方なく、くっつくまでテープで固定してるのよ。」
「・・・切り刻まれた割には元気そうね。」
アルク
たまえ
よしこ
スゥ
よしこ
アルク

よしこ
ぱふぇ
「ま、私吸血鬼だしね。このくらいじゃあ死なないわよ。」
「きゅうけつき・・・?」
「血、血を吸うの?!」
「血ならよしこのがいけるよ。」
「スゥちゃん飲んだことないじゃん!・・・ボ、ボクおいしくないよ?!」
「なんか誤解があるようだけど安心して。
 とりあえずあんた達に危害加える気はないから。」
「ほ、ほんとーに?」
「・・・しっ!静かに。」
スゥ
ぱふぇ
スゥ

 

たまえ
スゥ
「なんだ?どうし」
「静かにしてください・・・なんか音がしませんか?」
「ん?そう言えば・・・」

ごごごごごごごごごごごごごごごごごごご

「・・・音っていうか・・・地響きみたいな。」
「うん・・・なんか体に響いてくるね・・・」
 

よしこ
アルク
たまえ
さだこ

 
ごごごごごごごごごごごごごごごごごごご

「な、な、な、なになになに?!」
「じ、地震?!」
「おおおおお〜?!」
「呪まままままままままままま」

ごごごごごごごごごごごごごごごごごごご
スゥ
よしこ
たまえ
スゥ

 
「ちょちょ、この揺れはヤバイって!」
「ひぃぃぃ〜!水!水掛けないと!」
「落ち着いてよしこちゃん。それは火事」
「冗談言ってる場合じゃない!さっさと避難」

きゅるるるるるるるるるるるるる
 
お゛ぉ゛っ?!






芽亜
スゥ
よしこ
アルク
ぱふぇ
芽亜
アルク 
ぱふぇ 
よしこ
たまえ
さだこ
「ただいまです〜。」
ただいまじゃねえよ!
「あ、あは、あはは、あはははははははははははははは」
「腕!私の腕はどこいった?!」
「ワタシの体どこですかぁ〜?」
「みなさん無事でなによりです!」
全然無事じゃない!
です!
「あははははは・・・はぁ〜・・・なんでボク達生きてるの?!」
「まあ、ほら。所詮ギャグだし。」
「呪ま〜〜〜〜〜〜す♪」




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