第6話 − 「お買い物幽霊」
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
「呪まーす。」
「マスターに帰すように言われてしまいました。」
「呪まーす?」
「ねえ。あなた、何か出来ますか?」
「呪まーす!」
「・・・いや、そういうことじゃなくて・・・。」
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
「えーと、買い物とか出来ますか?」
「うん。」
「では、パフェの材料買って来て頂けます?私今、手が離せなくて。」
「うん。行く。」
「材料は、とりあえず季節の果物と、生クリームと、他には・・・」
「大丈夫。行ってくる。」
「・・・・・・本当に大丈夫でしょうか。」
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
さだこ
ぱふぇ
「ぱふぇ〜。今日のおやつ、まだ?」
「あ、もう少々お待ちください。今材料を買いに行ってますので。」
「そう。買い物に行って・・・って、誰が?」
「えっ・・・と、先日の怨霊さんに。」
「それは・・・・・・大丈夫なのか?任せても。」
「・・・多分・・・。」
「・・・そもそも帰ってくるのか?」
「ただいま〜。」
「あ、ほら。帰って来ましたよ。」
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
スゥ
「お帰りなさい。ちゃんと買えま」
「うん。持ってきた。
「持って・・・店のかごごと・・・って、え?支払いは?」
「呪ました!」
「・・・」
「・・・本当に大丈夫なのか?」
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ
さだこ
ぱふぇ

さだこ
ぱふぇ
スゥ
「えーと、材料は・・・と・・・」
「これ、ぽてとちっぷ。」
「・・・えぇ?」
「これがまよねーず。」
「・・・」
「こーひーもある。」
「・・・・・・」
「そしてなにより、かっぷらーめん!」
「・・・あの〜、生クリームとか果物とかは?」
ない!
「・・・・・・・・・とりあえず・・・がんばってみましょう。」
「いや、がんばらんでいいから!!」



− 1時間後 −



ぱふぇ
さだこ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
さだこ
「なんとか、形には・・・」
「呪まーす。」
「・・・・・・・・・・・・ごめん。今ダイエット中だった。」
「・・・低カロリーだと思います。」
「根拠分からんが絶対いらない。」
「呪まーーーす!」




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