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ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ |
「芽亜ちゃん、また内緒で変な演算プロセス走らせてるでしょ?」 「秘密です。」 「惚けても無駄ですよ?なんなんですか、この『しーくれっと』なんて書いてあるタスクは。」 「・・・・・・実は、ギャグを考えているんです。」 「・・・ギャグ?」 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ |
「学校で『無口だね、たまには冗談の一つも言ってみなよ』ってクラスの人に言われたです。」 「・・・でもそういうのって、言語処理の中でもトップクラスなんですよ? 芽亜ちゃんのプロセッサじゃ、ちょっと能力不足じゃないですかねえ・・・。」 「だから一生懸命計算してるです。」 「そうですか・・・でもそっちばかりに処理取られないでくださいね?」 |
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芽亜 ぱふぇ |
「大丈夫です、さっき一つ結果が出ましたですよ。聞きますか?」 「『布団が吹っ飛んだ』とか寒いのは無しですよ?」 |
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芽亜 ぱふぇ |
「・・・。」 「・・・・・・。」 |
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芽亜 ぱふぇ |
「おかーさま、長い間お世話になりました。」 「まだ1年も経ってないですけどね。って、どこでそんな悪趣味なことを。」 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 |
「もう!こうなったら真剣に考えてくるです!」 「はあ。ま、頑張りなさいな。」 「見返してやるですよ!」 |
2日後。 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ |
「おかーさま!面白いのが出来ました!」 「・・・え?」 「2日前に言ってたじゃないですか。」 「えーと・・・ああ、まだ考えてたんですか?面白いギャグとやら。」 「頑張りました!」 「はい、そうですか。」 「ではいきます!」 「ついでに言っておくと、『ネコが寝込んだ』とかもダメですからね?」 |
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芽亜 ぱふぇ |
「・・・・・・・・・・・・。」 「・・・また図星なんですか?」 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ |
「やっぱりアタシは要らない子なんです。」 「だから、首吊ったくらいでワタシ達がどうにかなるわけ無いでしょ?」 「気持ちの問題です!」 「はいはい。分かりましたから今度こそもっと頑張りましょうね・・・」 |
さらに5日後。 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 |
「おかーさま!」 「はいはい・・・もう何も言いませんから、とっとと気が済むまで言ってください。」 「・・・。」 「大丈夫ですって。割り込みませんから。」 「・・・じゃ、いきます。」 |
2時間ほど絶対零度が吹き荒れる。 |
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芽亜 |
「では最後に。『隣の家に囲いが出来たんだってね。』『で?』」 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ |
「・・・・・・いじょ。」 「・・・気、済みましたか?」 「はい。」 「よろしい。じゃ、くれぐれも学校では公表しないでくださいね?」 「・・・ダメですか?」 「そりゃあ・・・」 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 さだこ ぱふぇ |
「なんでですか?一生懸命考えましたよ?」 「一生懸命なのは良いんですが、死人が出るレベルですよ。芽亜ちゃんのは。」 「非道いです〜。」 「呪・・・」 「あれ?誰か居ます?」 |
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さだこ ぱふぇ さだこ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ さだこ |
「あるく〜。おきて〜。」 「・・・ひょっとしてさっきの独演会(らしきもの)、聞いてました?」 「呪〜。」 「アタシは無実です。」 「ね?学校じゃ絶対に言ってはダメですよ?」 「でもぉ〜。」 「だって、アンデッドが死ねるんですよ?」 「おねがい〜。かっぷめんおごってからしんでよ〜?」 |