たまえ はな たまえ はな たまえ はな たまえ |
「・・・やるの?」 「はい。」 「・・・正気?」 「はい。」 (マジだな〜、こりゃ。) 「こちらは真・面・目・にやりましょうね?」 「え〜?」 |
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はな たまえ はな たまえ はな たまえ |
「ああお父さん、お母さん、先立つ不幸をお許しください。 『私がこのあと死んだらたまえさんが犯人』なんて書き置きしましたけど、 冗談ですから絶対たまえさんを疑わないでくださいね。ではさよなら。」 「あーわかった。真面目にやるから降りてこ〜い。」 「・・・ちゃんと質問に答えます?」 「答えるから。」 「ちゃんとした答えを言いますか?」 「言うから椅子から降りて。ああ、その前にちゃんと首からヒモ外してね?」 |
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閑話休題。 |
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はな たまえ はな |
「では、最初のお葉書。」 「・・・26世紀半ばにもなって、まだハガキなんてアナログな物があるなんて。」 「レトロブームって奴です。」 |
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はな たまえ はな 芽亜 はな たまえ 芽亜 たまえ はな |
「えーと・・・単位は『枚』で良かったんでしたっけ?」 「よく知らないんだけど、『ハガキ』ってこんな形なんだっけ?」 「私が知ってるのは、手のひらサイズの紙切れなんですけど・・・」 「ちゃんと切手貼ってます。」 「そう言う問題じゃあ無いような・・・」 「ハガキって・・・読むもんだよね?」 「自動読み上げ機能付きです!」 「はなちゃ〜ん。ちょ〜っと来て〜。」 「ああお手柔らかに・・・」 |
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たまえ はな たまえ はな たまえ |
「ねえちょっと、本気でアレに答えなきゃならないわけ?」 「で、でも、一応予定ではちゃんとした内容なはずなんですよ。」 「すでに存在が冗談の範疇だ。」 「と、とにかく。話を聞いてみましょうよ?」 「・・・真面目に会話が出来るとは思えないけど。」 |
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はな 芽亜 はな 芽亜 |
「気を取り直しまして。え、えーと・・・芽亜ちゃん?」 「ペンネームは『きゅーとながくせーさん』です。」 「あ、はあ・・・ えと『きゅーとながくせいさん』、相談ってなんですか?」 「実は、アタシの教室どこなのか教えて欲しいのです。」 |
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たまえ はな たまえ はな たまえ |
「あー、だめだ。話が初登場時に戻ってるよ。」 「そこを何とか!」 「あんた知らないだろうけど、結構大変だったんだよ?当時。」 「こ、ここがたまえちゃんの腕の見せ所!」 「ちょっと自信ないな〜。」 |
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たまえ 芽亜 たまえ 芽亜 はな たまえ |
「教室・・・忘れたの?」 「毎日行ってる教室、ここのところだーれも居ないんです。」 「・・・今夏休みだし。部活でもなく登校日でもないのに登校する奴なんて居ないだろ。」 「これはきっと、教室を間違えているに違いないんです!」 「いえ、教室がどうのじゃ・・・て、毎日登校してるんですか?夏休みなのに。」 「お前は某あ〜るか?」 |
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芽亜 はな 芽亜 たまえ |
「あああ、これでは学校卒業の夢が〜!」 「夏休みは休んでも良いのですよ?」 「卒業出来なかったらカレー作れないです〜!」 「なにゆえ・・・」 |
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はな たまえ はな たまえ はな |
「・・・ね、ねえ・・・どうします?何か答えてあげないと。」 「う〜ん・・・」 「・・・たまえちゃ〜ん?」 「ん〜・・・スゥちゃんに相談してみな。」 「え゛?ちょ、ちょっとたまえちゃん?」 |
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芽亜 たまえ はな たまえ はな たまえ |
「はいです〜。スゥちゃんに相談します〜。」 「がんばれー。」 「え゛?え゛?たまえちゃん?」 「いーんだよ。本人は納得したんだから。」 「で、でも!なんか相談コーナーとしてなんか間違ってる気が。」 「真面目に聞いてたら話進まないから。ほら次。」 |
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では次の葉書〜。 |
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たまえ はな たまえ はな たまえ さだこ たまえ さだこ |
「て、こんなのしか来ないわけ?この企画?」 「私に言われても困りますよ〜。」 「・・・これ、まだ続くわけ?」 「多分ネタが枯れるまで。」 「じゃあまず、まともなハガキから用意してよね?」 「びでおでっき、なんでだれももってないの?」 「んなもん、この時代にあるか!」 「・・・・・・呪ま〜す?」 |