スゥ たまえ よしこ |
「あーあ、もう夏休み終わりか〜。たりぃ・・・」 「まあ何事にも終わりは来るさ。」 「ネム〜・・・」 |
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スゥ よしこ たまえ |
「・・・宿題やって徹夜か?よしこ。」 「頑張って埋めたさ・・・」 「わたしも埋めたよ。合ってるか知らないけど。」 |
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スゥ よしこ |
「ところで・・・カバンはどうしたよ?」 「え〜?ちゃんと持って・・・・・・ああっ!!」 |
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よしこ たまえ 芽亜 |
「やばっ!取って来る!」 「急げよ〜。新学期早々遅刻したくなかったらね・・・」 「がんばるです〜。」 |
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スゥ 芽亜 スゥ 芽亜 スゥ 芽亜 スゥ 芽亜 |
「ま、よしこらしいっちゃ、らしいけどな。 それはそうと、芽亜。お前は宿題片付けたのか?」 「宿題?」 「やってるとこ、一度も見掛けてなかったんだけどさ〜。」 「スゥちゃん、やったですか?」 「んな簡単な問題、8月入る前に終わったよ。」 「じゃあ大丈夫です。」 「何が大丈夫なんだ?!」 「実はどうせやるの忘れると思って、スゥちゃんのと交換しておいたのです。」 |
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スゥ 芽亜 たまえ スゥ 芽亜 |
「・・・・・・?!」 「さすが芽亜ちゃん。」 「えーと、つまり・・・スゥは全然宿題やってないことに?」 「なに〜?!」 「ご愁傷さえぶっ?! |
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ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ |
「ご愁傷様じゃないですよ!」 「おかーさま、空から降ってくるのは卑怯です。」 「黙りなさい!」 |
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ぱふぇ 芽亜 スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 |
「申し訳ありません、ワタシの監督不行き届きです・・・」 「おかーさま!手が抜けちゃいますぅ!」 「で、どうすんの?」 「はい。マスターはそのまま普通に登校してくださいませ。」 「宿題は?」 「名前欄だけ書き直してくださいな。」 「・・・アタシは?」 「これから帰って課題片付けなさい。自力で。」 「え〜?」 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ 芽亜 |
「『え〜?』じゃありませんよぉ!まったくもー。」 「じゃ、遅刻しちゃうから。」 「あ、お気を付けて〜。」 「芽亜ちゃんも遅刻〜。」 「予備のが居るでしょ!始業式なんてそれで充分です!」 「おかーさまの鬼〜!」 |