たまえ はな たまえ はな |
「わたし、たまえ。」 「・・・もうちょっと自己紹介どうにかならないんですか?」 「だって、夏休み終わってかったるいし。」 「だからって・・・あ、たまえ相談コーナー、アシスタントの はな です。」 |
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はな たまえ はな たまえ はな |
「2回目なんですからもうちょっとしっかりしてくださいよ。」 「え〜?」 「ほら。ちゃんと今回はハガキも来てますし。」 「そりゃよしことかスゥちゃんに頼んだしね。なんか出すようにって。」 「・・・・・・。」 |
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たまえ はな |
「で?ほら、一枚目。」 「あ、はい・・・えーと、 『芽亜って、どんくらいの性能なの? − スゥ』」 |
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たまえ ぱふぇ 芽亜 はな たまえ |
「なるほど、それでさっきから脇でスタンバってたのね。」 「こんにちわ〜。」 「おす。」 「ていうか、いきなり身内からの質問なんですね・・・。」 「気にしない気にしない。」 |
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たまえ ぱふぇ はな たまえ ぱふぇ たまえ ぱふぇ たまえ |
「じゃ、早速生みの親であるぱふぇちゃん。説明よろしく。」 「はい。芽亜ちゃんは、普段は学校生活を送るためにいくつものリミッターを設けてあります。 でないと、人間じゃないことがばれちゃいますからねえ。」 「ええっ?!まだバレてなかったんですか?!」 「ね?奇跡だろう?」 「で、非常時にはそのリミッターを解放することで、莫大な出力を得ることが出来ます。」 「ふむふむ。」 「装備としては、ドリル、ガトリング砲、レーザーカッター、重力砲など。 他にはコップ、スプーン、フォーク、目覚まし時計などがありますね。」 「・・・途中からのは何?」 |
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ぱふぇ たまえ ぱふぇ たまえ はな たまえ はな |
「総合出力は・・・あ、判りやすく言うと・・・脚力はMAX時速400km。腕力は鉄板も引きちぎれます。 跳躍力は約20mに達し・・・」 「あー。ねえ、大きなネコに勝てる?」 「そりゃあ、まあ。」 「わー、すっごーい!」 「・・・たまえちゃん、どういう基準で驚いてます?」 「大きなネコに勝てるんだよ?すごいじゃん。」 「そ、そうですか・・・?」 |
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ぱふぇ たまえ ぱふぇ はな ぱふぇ たまえ |
「総合戦闘力なら、そうですねえ、旧式の戦車なんて一捻りですよ。」 「旧式の戦車って、大きなネコより強いの?」 「・・・はい?」 「たまえちゃん、やっぱり基準間違ってます。」 「あははは・・・ただ、ちょっと問題がありまして・・・」 「問題?」 |
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ぱふぇ 芽亜 ぱふぇ たまえ はな ぱふぇ 芽亜 |
「ええ・・・実はリミッターオフにすると、言うことを聞かなくなっちゃいまして。」 「たー!」 「ご覧の有様です。」 「今リミッター外さんでも。」 「て、それって暴走してるんじゃないですか!」 「まあ、そうとも言います・・・。」 「うき〜〜〜っ!」 |
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芽亜 ぱふぇ 芽亜 たまえ |
「むきゃ〜〜〜〜!」 「あ、あの、芽亜ちゃん?」 「きょえ〜!」 「ほんと、全然聞いてないね。」 |
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はな ぱふぇ 芽亜 たまえ ぱふぇ たまえ |
「ど、どうするんですか?!これじゃこのコーナーめちゃくちゃですよ!」 「そうですねえ・・・」 「てりゃ〜〜〜〜っ!」 「といっても、止める方法あるの?」 「まあ、いくつかありますが・・・よ、っと。」 「おお、それは」 |
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ぱふぇ |
「ていっ!」 めきゃっ |
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ぱふぇ はな ぱふぇ たまえ はな たまえ はな |
「命中っ!」 「て、アレ、投げ付ける武器でしたっけ?」 「よーし、静かになりましたぁ!」 「・・・えーと・・・判った?スゥちゃん。」 「ええっ?!こんなオチで締めるんですか?!」 「ではまた次回。」 「えええ?!ちょ、ちょっとたまえちゃ〜ん?」 |