スゥ よしこ たまえ スゥ よしこ スゥ |
「あ〜あ、文化祭か・・・めんどくせー。」 「でも、色々食べられるから楽しみ〜♪」 「授業もないしね。」 「お前らはどのみち常日頃授業に参加してないだろ?」 「そんなこと言ったらスゥちゃんだって・・・」 「あたしは別に、授業についていけてるし。」 |
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よしこ スゥ よしこ スゥ よしこ |
「それはそうと、うちのクラス、今年は何やるんだろうね。 芽亜ちゃんは何がいいと思う?」 「・・・なんであたしに問いかける?」 「あ、制服一緒だから間違えちゃった〜。」 「うそつけ!今明らかに意図的に間違えただろ?!」 「だってぇ〜。」 |
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よしこ スゥ たまえ スゥ |
「そう言えばお化け屋敷とか喫茶店とか、うちのクラスでは案出てなかったね。」 「どっちもありきたりで、他のクラスで出まくってるだろうからなあ。」 「せっかく今年はプロが居るのにね・・・」 「・・・プロ?」 |
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スゥ 芽亜 よしこ 芽亜 たまえ スゥ 芽亜 たまえ よしこ |
「で、真面目な話、芽亜は・・・ て誰なんだオマエは?!」 「似合う?」 「いつの間に着替えたんだろ?」 「通りすがりのおねーさんがかわいかったんで真似してみました!」 「そういや、別に服着てるわけじゃなかったんだっけね、芽亜ちゃん。」 「お前のそれはギャグだろ・・・」 「ところで『ぶんかさい』って何ですか?」 「知らないの?」 「じゃー、特別にボクがお教えしよう!これを見て。」 |
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芽亜 よしこ スゥ よしこ たまえ |
「・・・地図です。」 「このマーク、分かる?」 「学校・・・だろ?」 「そのとーり!で、これは『ぶん』とも読めるわけで・・・」 「・・・つまり?」 |
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よしこ スゥ 芽亜 |
「つまり!『ぶんかさい』とは『文』の『火災』・・・ 年に一度学校燃やしちゃって新しく建て直す一大イベントで・・・」 「もうその辺にしとけ。ウソ知識教えるのは。」 「燃やす・・・」 |
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芽亜 スゥ よしこ 芽亜 たまえ よしこ スゥ よしこ たまえ |
「そう言えば火炎放射器ありません!すぐに準備しないと!」 「ほら。本気にしちゃったぞ?」 「ごめん芽亜ちゃんウソです・・・」 「何基あれば足りるでしょう?」 「これで学校焼失しちゃったらよしこちゃんのせいだね。」 「冗談ですってば〜!!」 「あたし知〜らない、と。」 「うぇぇぇん!前言撤回を求めますぅ〜!」 「覆水盆に返らず・・・」 |
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スゥ よしこ たまえ ぱふぇ よしこ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ よしこ |
「・・・というわけで、さすがに学校無くなるとやばいんで芽亜のログ消し頼む。」 「しくしくしく。お願いしますぅ〜。」 「スゥちゃん、着替えるの早・・・」 「あはは・・・でも、文化祭ですか〜。」 「うん。今度やるんだ。」 「それは楽しみです。」 「・・・やっぱお前も来るの?」 「ダメですか?」 「や、いいんだけどね・・・芽亜との兼ね合いが・・・」 「そう言えば、芽亜ちゃんとスゥちゃん、ただの友達って事になってたよね。」 |
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ぱふぇ さだこ スゥ |
「ま、それは追々考えるとして・・・マスターのクラスではどんな催し物を?」 「ぶんかさい〜♪」 「明日のクラス会でも話し合う予定なんだけどね。 とりあえず出ている案は、フリマと、演劇と、それから・・・」 |
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さだこ スゥ |
「おばけやしき〜♪」 「や、うちのクラスからは出てないから。」 |
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スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ さだこ |
「あとは・・・なんかの研究発表とか・・・」 「喫茶店とかは?」 「・・・たぶん他で出まくる。」 「そうですか〜。せっかくお手伝い出来ると思ったのですが。」 「・・・そう言えばさすがに文化祭でパフェってのは無いなあ・・・」 「・・・呪〜」 |
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スゥ さだこ スゥ さだこ スゥ |
「でも喫茶店とかだと金勘定が入って会計がめんどいんだよな〜。」 「おばけやしき〜・・・」 「だから、案出てないから。」 「・・・ちゃんといどもあるよ〜?」 「いや、備品がどうのってわけじゃなくてね?」 |
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スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「で、なんかいい案あるなら、お前の意見も参考にしたいんだけど。」 「ん〜、そうですねえ・・・あ、ちなみに去年はどんなことやったんですか?」 「去年の?」 「はい。なるべく重ならない方が良いかと。」 「去年・・・去年は・・・」 |
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たまえ スゥ ぱふぇ 芽亜 たまえ |
「去年も今頃だったっけ?」 「あ、思い出した。打ち合わせ段階からかったるくてな〜。 んで、バックレて暇だったんでお前作ってたんだった。」 「ワタシはマスターの現実逃避の副産物だったんですかぁ?!」 「じゃあ今年もおかーさまが増えるんですか?」 「そういう意味じゃないと思うよ?」 |
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さだこ よしこ さだこ よしこ さだこ |
「呪〜ま〜すぅ〜!!」 「まあ元気出して。来年もあるから。高校で。」 「・・・ちゃんとしんがくしてね〜?」 「ぐっ!そ、それは・・・」 「呪ま〜・・・あ、そうだ。」 |
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次の日。 |
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ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ ぱふぇ スゥ |
「おかえりなさいませ。何か良い案出ました?」 「なんか知らんが、担任がもの凄い勢いでお化け屋敷推薦していた・・・。」 「え?なぜですか?」 「理由聞いても、真っ青な顔して全然教えてくれないんだ。」 「そうですか。なんか怪しいですねえ。」 「ん〜。」 |