第81話 − 「女帝降臨」



うぃる
「・・・こちらです。あ、足元お気を付けて。」
ぱふぇ
「・・・・・・来ます。感じます。」
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
スゥ
ぱふぇ
「マスター。ちょっと。」
「ん?何?」
「実は・・・」
「・・・・・・まじ?」
「はい。」





すみれ
うぃる
ぱふぇ
「ここ?」
「ええ。」
「・・・お待ちしておりました・・・お母様。」
すみれ
ぱふぇ
すみれ
ぱふぇ
すみれ
「久しぶりね。しふぉん。」
「・・・ぱふぇです。」
「ああ、そうだったわね。」
「とてもお元気そうで。」
「・・・まだ私、37よ?」
すみれ
ぱふぇ
すみれ
ぱふぇ
「で?どこ?スゥちゃんは。」
「・・・・・・マスターはただいまお出掛け中です。」
「分かってるでしょ?隠しても無駄なのは。」
「べ、別に隠してるわけでは・・・」
すみれ
ぱふぇ
すみれ
ぱふぇ
すみれ
「あら、そう・・・じゃ、どこに行ったの?」
「そっそれはっ!・・・なにぶんにも、マスターのプライベートなので」
「そのプライベートを守るために貴女を造ったのよ?」
「え、ええと・・・」
「しょうがないですねえ・・・うぃる!」
うぃる
すみれ
うぃる
「はい・・・」
「あんまりやりたくない手だったけど、しょうがないわ。」
「はい・・・かしこまりました。」
ぱふぇ
うぃる
ぱふぇ
うぃる
ぱふぇ
「う、な、なにを・・・」
「・・・許せ。オレも逆らえんのだ。」
「こ、来ないでください!」
「分かってくれ・・・」
「ああ・・・う」





スゥ
たまえ
スゥ
たまえ
スゥ

よしこ
芽亜
たまえ
よしこ
たまえ
「・・・大丈夫かな、ぱふぇの奴。」
「スゥちゃんのママ、隠れ家に来てるんだ?」
「うん。多分イヤって程の服持って・・・」
「着てあげれば?ロリロリファッションとか。」
「絶対、イヤ!」

「ラグビーボールあったから、ラグビーごっこしよっ!」
「突っ込むです〜。」
「・・・女の子が、しかもこんなカッコでやることなの?」
「えーと。らべんだーふらい・・・だよ?男女平等!」
「・・・もしかして『ジェンダー・フリー』のこと言おうとしてる?」





ぱふぇ
うぃる

すみれ
ぱふぇ
うぃる
「ああ〜!は、入ってくる・・・入って・・・」
「80・・・85・・・」
「・・・ママ、エグいですわ・・・」
「ん〜、しぶとくなったわね〜この子。前はあっさり降伏したのに。」
「だ、ダメ・・・ダメですっ!これ以上は・・・はぁっ!」
「99・・・100%」
うぃる
ぱふぇ

ぱふぇ
すみれ
「『クロゴキブリ群生動画』転送完了。次『チャバネゴキブリ腹部拡大』・・・」
「いやぁぁぁぁ!前のやっとデリートしたのにぃぃぃ!」
「もう・・・見てられませんわっ!」
「んややややや・・・」
「・・・スゥちゃん・・・会いたい・・・」



ごめん、続く。




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